「牛や」が「帆布」を選んだ理由
創設当初のオリジナルかばんは機能性、耐久性、風合いなどを考えて、牛の皮革の素材に
こだわって作っていました。透明感のある発色を求めて「水染め」という方法で革に色をつけて
いましたが、皮革独特の退色(色あせ)や、手の爪などによる引っかき傷がつきやすいといった
デメリットなどもお客様のご意見として 多数いただくようになったのも事実でした。素材そのものが
高級であっても、かばんとしての機能、魅力が意外と早く失われてしまっては本当に良いかばんとは 言えない。お客様の貴重な意見を通して、徐々にそう感じるようになりました。何か、もっと良い素材はないものだろうか...。
今から25年程
前、私たち
のかばん作りコンセプトにぴったり見合った素材を改めて探すことにしました。合成皮革、ナイロン、ビニール...。色々探した中で、綿の
「帆布」(はん ぷ)に出会いました。
もともとは帆船の帆に使うための布地として作られたほど・・・、トラックの幌、相撲の廻し、野球のベースの表地、テントの天幕布、競走馬のゼッケン等に使われ、丈夫な素材として知られています。
また何と言っても自然素材ですから、洗ったりこすったりすることによってまるで、ダメージ
ジーンズのように何とも言えない雰囲気が出るのです。
ナイロンでは感じないノスタルジックな風合い、温かさ。
「これなら末永く愛されるかばんができる・・・」そう思いました。
早速帆布でかばんを作ることにしました。
しかし実際、この素材でかば んを作るには大変苦労しました。
帆布は丈夫な分とても硬く、縫いづらいのです。
ドイツ・シュメッツ社製の五寸釘のように太いミシン針を使っても時々折れて しまうほどなのです。
工房スタッフには女性もたくさんおりますが、この硬い素材を持ち上げて裁断し、カナヅチで叩き、ミシンにかけて縫い合わせていく作業で手の指紋も消えてしまうほど頑丈なものなので、
女性スタッフのみならず大変な作業を日々こなしていることになります。
「牛や」が、この扱いにくく縫いにくい「帆布」をあえて選んだのは、この自然素材の持つ風合い、丈夫さが大変魅力的だったからなのです。
こだわって作っていました。透明感のある発色を求めて「水染め」という方法で革に色をつけて
いましたが、皮革独特の退色(色あせ)や、手の爪などによる引っかき傷がつきやすいといった
デメリットなどもお客様のご意見として 多数いただくようになったのも事実でした。素材そのものが
高級であっても、かばんとしての機能、魅力が意外と早く失われてしまっては本当に良いかばんとは 言えない。お客様の貴重な意見を通して、徐々にそう感じるようになりました。何か、もっと良い素材はないものだろうか...。
今から25年程
前、私たち
のかばん作りコンセプトにぴったり見合った素材を改めて探すことにしました。合成皮革、ナイロン、ビニール...。色々探した中で、綿の「帆布」(はん ぷ)に出会いました。
もともとは帆船の帆に使うための布地として作られたほど・・・、トラックの幌、相撲の廻し、野球のベースの表地、テントの天幕布、競走馬のゼッケン等に使われ、丈夫な素材として知られています。
また何と言っても自然素材ですから、洗ったりこすったりすることによってまるで、ダメージジーンズのように何とも言えない雰囲気が出るのです。
ナイロンでは感じないノスタルジックな風合い、温かさ。
「これなら末永く愛されるかばんができる・・・」そう思いました。
早速帆布でかばんを作ることにしました。
しかし実際、この素材でかば んを作るには大変苦労しました。
帆布は丈夫な分とても硬く、縫いづらいのです。

ドイツ・シュメッツ社製の五寸釘のように太いミシン針を使っても時々折れて しまうほどなのです。
工房スタッフには女性もたくさんおりますが、この硬い素材を持ち上げて裁断し、カナヅチで叩き、ミシンにかけて縫い合わせていく作業で手の指紋も消えてしまうほど頑丈なものなので、
女性スタッフのみならず大変な作業を日々こなしていることになります。
「牛や」が、この扱いにくく縫いにくい「帆布」をあえて選んだのは、この自然素材の持つ風合い、丈夫さが大変魅力的だったからなのです。